トップページ > みぶ治療院 > 「按摩・指圧・マッサージ」と「鍼灸」について

「按摩・指圧・マッサージ」と「鍼灸」について

 皆さん、自分自身、あるいはお子様が「お腹が痛い」となった時、どうされますか?
そうです。痛い場所に手を当てます。それが「手当」の語源です。
最近、街中では「手当」に相当する治療法が多数見かけられます。
あん摩、マッサージ、指圧、リフレクソロジー、カイロプラクティック、リラクゼーション、
整膚などです。
いずれも皆様の痛みなどを和らげるために、道具を使わず、主に手で治療する技術です。
では、これらの違いは何でしょうか?
まず、知っておきたいことに現在の日本で国家資格として認められているのは、
あん摩、マッサージ、指圧のみということです。
他の治療法は、不認可の養成機関が「修了証」を発行しているに過ぎません。
場合によっては通信教育も存在しています。
昔、吉本新喜劇で「空手を通信教育で学んだ」というギャグがありましたが、
今の四では現実になっているようなものです。
さて、話をあん摩、マッサージ、指圧に戻しましょう。
この資格を得るには、国から認められた養成学校などで3年以上学んだ上で、
国家試験に合格しなければなりません。
国家試験に合格すれば、「あん摩マッサージ指圧師」の免許証を取得できます。
免許証では同じように扱われますが、厳密に言うと次のような違いがあります。

按摩・指圧・マッサージの相違点

按摩

 中国から日本に流入し、江戸時代に盛んに行われてきました。
治療法としては、主に母指を使って、身体の中心から手足の末端へ向かって揉んでいきます。
特徴として、衣服の上から行います。

指圧

 古法按摩、柔道の活法、そしてアメリカの三大手技療法などが融合したと言わ
れています。
確立されたのは大正時代です。
現代の指圧を世に広めたのは、マリリン・モンローにも指圧をした浪越徳治郎先生です。
昭和30年に法律で認められました。
治療法としては、主に母指を使って、身体の中心から手足の末端へ向かって押していきます。

マッサージ

 ヨーロッパで行われていた治療法が明治時代に日本に入ってきました。
治療法としては、手のひらや母指を使って、手足の末端から身体の中心に向かって揉んでいきます。
特徴として、素肌に直接行いますので、滑りをよくするために、パウダーやオイルを使います。
3つの治療法を一言で表すと、
あん摩:衣服の上から動脈の流れに沿って揉む。
マッサージ:素肌に静脈の流れに沿って揉む。
指圧:衣服の上から動脈の流れに沿って押す。
主な効果としては、循環改善、自律神経の調整、筋緊張緩和、疲労回復などがあります。
みぶ治療院では、皆様の症状、ご希望に応じて3つの治療法を使い分けて治療させていただきます。

適用保険

 医療保険を利用し、特に利用制限額、期間および回数制限はありません。

自己負担

 加入保険により自己負担(1~3割)が異なります。
ただし、特定疾患、生活保護、身体障害者の方は、自己負担が公費で賄われることもあります。

鍼灸(ただいま更新中)

① 教育および資格

② 施術内容

④ 業務

⑥ 主な施術者について

はり師・きゅう師
薬や手術などに頼らないで、鍼・灸を使い病気の回復や健康維持に役立て、健康回復を目指す専門職です。

次ページ 利用者様の感想へ