河村 まつえ

日時  平成24年9月10日(月) 13:00~16:00
場所  NPO法人つくし会 東向日治療院
見学  河村 まつえ
対応  重田 裕之

今回は、河村さん、お一人の見学でした。
河村さん、京都の視障センターを卒業後、京都市内の整形外科で勤務されておられました。
今夏、病院を退職され、来春、木津の方へ引っ越しされるのを機会に訪問マッサージを始めたいとお考えです。
そこで、本会の見学となりました。
最初に、つくし会の目的、活動内容を説明し、その後、訪問マッサージに関わって、治療院開設から施術の実際について説明しました。
その主な内容は、
つくし会は、「視覚障害あはき師の技術向上・開業支援・就職斡旋」を目的に活動してきている。
研修活動では、研修生の要望に応じて、あん摩や鍼の基礎から臨床、機能訓練、診察の基礎、施術所開設などについて研修している。
「遠方の方に対しては、メールやメーリングリストを活用している」
視覚障害マッサージ師を雇用するために、平成21年6月から訪問マッサージ事業を開始した。
訪問マッサージは、一人ですべてを判断しなければならないので、診察能力などが重要である。
判断能力が問われる分、病院や治療院勤務より知識・技術が問われる。
「治療院開設にあたっては、場所も重要であるが、治療院の名称、さらにはその表記にもこだわって欲しい」
続けて、あん摩の基本手技である母指圧迫と母指揉捏の注意点について、本会の『手技療法マニュアル』に沿って説明し、施術をチェックしました。
河村さんからは
「不安はあるもののチャレンジしたい」
「可能な限り研修会に参加したい」
という前向きな意見をいただきました。
今後、一緒に研修を積み重ねて行こうと思います。

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