島根県立盲学校
日時
平成23年9月16日(金) 9:00~11:00
場所
NPO法人つくし会 東向日治療院
見学
島根県立盲学校
専攻か保健理療科2年生2名
中村 万理子 先生、三浦 敦子 先生
対応
重田 裕之
残暑が厳しい京都に島根から見学に来ていただきました。
今年の臨床見学は、偶然に日本海側から4校です。
いつも通り前半の座学と後半の実技に分けて行いました。
前半の座学では
・つくし会の目的
・これまで行ってきた活動
・訪問マッサージ事業を立ち上げた経緯
などを説明した上で、訪問マッサージの詳細を説明しました。
「利用者の状態を自分一人で判断しなければならないので、それなりの知識・経験を必要とする」
「口コミが最大の宣伝である」
「施術所の名称を決める際は、まず保健所へ尋ねるべきである」
「保健所の立ち入り検査では、教科書に載っていないことが指摘される」
「様々な制度を充分に活用して欲しい」
「超高齢社会の日本において、訪問マッサージの需要は充分にある」
見学者からは
「つくし会の名前の由来は?」
「カルテは必要か?」
「言葉がうまく話せない患者とのコミュニケーションの方法は?」
「24時間対応しているのか?」
「刺激量の調整方法は?」
などと質問がなされました。
後半の実技指導では、本会の『手技療法マニュアル』に沿って、触、母指圧迫、母指揉捏の練習を行いました。
今回の見学者が2年生ということもあり、進路決定には早いものの、訪問マッサージという分野を理解してもらえたものと思っています。